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絵職人 男鹿和雄の世界 平成22年3月12日(金)〜5月9日(日)

ゴールデンウィークスペシャル企画
 
数多くのスタジオジブリ作品の背景画を手がけてきた男鹿和雄。アニメーション制作現場では数え切れないほどの背景画、絵を描くことが要求され、男鹿はまさに絵職人と言えます。その制作に欠かせないのが筆であり、過酷な使用に「一本一本手作り」された熊野筆が使われています。
 男鹿の繊細で圧倒的な筆致力で生み出された作風は、制作現場で確固たる支持を得ており、誰の心をも和ませる不思議な魅力にあふれています。本展では、アニメーションの世界を筆と一緒に支えてきた男鹿和雄に注目し、彼が描いた絵本の原画、挿絵、スケッチ等約150点を紹介します。自然に対するやさしい眼差しで描かれた、男鹿和雄の作品をお楽しみください。

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熊野筆との出会い

男鹿が熊野筆に出会ったのは、今から8年前、2002年春のこと。当時、スタジオジブリ作品からは一線を引き、フリーで活動していたが、10年ほど前から筆の品質低下に悩み、スタッフとともに筆を探していた。そんな時、自分が挿絵を描いた、女優・吉永小百合の朗読本原画が、筆の産地にある筆の里工房に展示されるというので、一人でふらりと往訪。筆の悩みを話したところ、筆を試作してくれることになったのである。


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早速、大切にしていた使い心地の良い筆を見本に送り、熊野筆の職人との試行錯誤が始まった。しかし、好みの筆はそう簡単に作れるものではない。ちょっとした原毛の配分、長さによって、描き味が大きく変化する。また、使ううちに描き味も変わってくる。筆職人は現場の要望に答えるべく何度も試作をし、改良を重ねてきた。「実用には耐えるが、満足するものではない」と男鹿たちはいう。アニメーションの絵職人と、筆職人による妥協のないものづくりは今も続いている。

「男鹿さんの描く絵」
スタジオジブリ美術監督 田中直哉

人々の営みや花鳥風月に暖かい眼差しを注ぐ男鹿さんの絵には、観る人を和ませる心優しい豊かさと、その穏やかな画風の中に力強い情感を包み込んだ、不思議な魅力が混在しているのです。男鹿さんの絵の魅力は、その優しさと凛々しさを併せ持つ事にあるのだと思います。

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男鹿和雄(おがかずお)プロフィール

1952年2月29日、秋田県生まれ。高校を卒業後、上京し専門学校に入学するも1年で中退。アルバイトなどを続けていた1972年、アニメーション背景美術の会社・小林プロダクションに入社。「樫の木モック」で初めて背景を手がけ、以後、小林七郎の下で数々のアニメーション作品の背景を担当する。1975年に小林プロを退社後、一時、日本中を放浪し、その後、仙台の看板屋に約1年半勤務する。1977年、小林プロヘ戻り、「ユニコ」や「コブラ」といった劇場作品を手がけた後、1982年に再び退社。その数ヶ月後、劇場映画「幻魔大戦」に取り組んでいた美術監督・椋尾篁の誘いで同作に参加。その後、「はだしのゲン」や「時空(とき)の旅人」「妖獣都市」といった、マッドハウスが制作する劇場映画の美術監督を手がける。1987年、「火垂るの墓」の美術監督・山本二三の紹介で、宮崎駿監督作品「となりのトトロ」に参加。以後、スタジオジブリ作品「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」で美術監督を務める。「耳をすませば」参加後はフリーとなり、現在まで数多くのアニメーション作品の背景美術に携わる。同時に、絵本、イラストレーション、書籍の挿絵なども手がけ、2006年には「種山ケ原の夜」でDVD作品の監督も務めた。


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会 場 筆の里工房
〒731-4293
広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
TEL:082-855-3010
http://www.fude.or.jp
 
入館料 大人500円/小中高生250円
(20名以上の団体は2割引)
*筆の里PAL会員・幼児は無料
開館時間 午前9時30分〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合翌日)
※但し3月23日(火)は筆の日週間のため開館します
主 催 財団法人筆の里振興事業団
中国新聞社 中国放送
後 援
広島県
広島市教育委員会
呉市教育委員会
東広島市教育委員会
府中町教育委員会
海田町教育委員会
坂町教育委員会
熊野町
熊野町教育委員会
協 力
スタジオジブリ
徳間書店
広島電鉄株式会社
呉信用金庫
広島県信用組合


筆の里工房
〜モバイルサイト〜

全国のローソン(Lコード61110)にて前売券発売中
 
同時開催: 
3/18〜5/9  筆の歴史展示室オープン記念展
 
木村陽山コレクションを中心とした様々な筆を展示します
   
 
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