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書 〜筆の使い方〜  
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書筆  
書筆には、材料になる毛や穂首の形、大きさによってあらゆる種類があります。筆によって用途は異なりますが、大きさや穂首の長さによって大まかに小筆、中筆、大筆に分けられます。様々な種類の筆達が、書の世界の豊かさを演出しています。  
小筆の使い方  
小筆は主に、かな文字や手紙、写経に使われます。穂首にはイタチや猫の毛が使われます。小筆は、ペンや鉛筆が普及する以前は、記録を残したり情報を伝達するためにも多く使われていました。つまり、現代のコピーやファックスの役目を果たしていたのです。葉書や料紙は半紙に比べ水の吸いが少ないので、濃い墨をたっぷり含む筆を使うと美しい文字が書けます。  
中筆の使い方  
中筆は表現の幅が広く、どのような字を書くか、どのような紙に書くかによって穂首の長さや筆の弾力を選びます。中国の漢時代に完成した隷書は、毛を紙に対して逆に走らせる「逆筆」や、「かすれ」の技法が特徴です。毛質の柔らかい筆に、濃い墨をたっぷりと含ませて書きます。色紙の場合は少し固めの筆い、筆の厚みや弾みを利用します。リズミカルに墨をおいていく感覚で書くのがポイントです。毛先の長い中筆は、穂首を紙に対して引っ張る感じで、勢いよく書きすすめていきます。少し薄めの中間墨を使うと、かすれや滲みを表現できます。  
大筆の使い方  
薄い墨を用いて掠れや滲みを表現してみましょう。水をたっぷり含む柔らかい筆を用い、一気にダイナミックに書きすすめていきます。書筆の魅力は穂首の長さや硬さ、形の違いによって無限の表情が可能になることです。  
   
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